実

リリーのすべての実のレビュー・感想・評価

リリーのすべて(2015年製作の映画)
4.8
二人の表情が絶妙に表現されていて、話が進むにつれて徐々に変わっていく二人の複雑な心情が痛切に伝わってくる。
本当の自分として生きていくリリーの決意と勇気、それでも"人"を愛するということの意味をゲルダからとても考えさせられた作品。
ある意味観たことないタイプの映画でした

二人とも画家なので、絵画作品や当時のファッション、舞台であるコペンハーゲンの風景・色調も見所としてすごく良かったし、ワンシーンごとのカメラワークもめちゃ好きだった。
テーマは重いけれどかなりお薦めしたい映画。
実