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リリーのすべてのますのネタバレレビュー・内容・結末

リリーのすべて(2015年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

主演のエディ・レッドメインが美しい。夫婦共に画家だったけれど、妻の絵のモデル役で女物の服や靴に触れたことをきっかけに、彼の中のリリーが目覚めていく。男、夫としての彼、はたまた彼のいとことしての女性リリーを交互に繰り返し演じていくことで、終いには男の姿のはずの彼すらもどんどん女らしい美しさを備えていくのがハッキリと分かった。
1920年代のファッションやインテリアが、主人公が画家というせいか、とても落ち着きあるシックな色で統一されているのも見所だと思った。
これを観ると博士と彼女のセオリーが一瞬ダブるが、何だかんだこちらの妻は献身的な愛でもってして彼の最期を見届けた。
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