このレビューはネタバレを含みます
2015年公開
監督 ： トム・フーパー
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妻と二人、画家として名声を得た男性が、本当の自分の存在に苦悩し、向き合っていくお話。
愛とは何か、というお話。最も残酷な憂き目に遭うのは主人公はさることながら、その妻でしょう。自分の愛した人が、その人のまるで「本体ではなかった」ような展開を、どうやって受け止められるか。とてつもない話で、想像もできない領域だなと思います。いわゆる「愛」としてその思いは、愛した人のもう一つの本当の顔に消されてしまうわけで、それでもなお、応援をするっていう、究極の愛のお話だと思ってみておりました。
エディ・レッドメインが名優なのは知ってますけど、ＭＶＰはアカデミー助演のアリシア・ヴィカンデル。どうやってシンクロしたのか、ほんと教えてほしい難役をズバッとやり通してかっこいい。
