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リリーのすべてのeitoのレビュー・感想・評価

リリーのすべて(2015年製作の映画)
4.1
描写がどれも官能的(視覚的にも心理的にも)で刺激のある素晴らしい作品だなと思った。
アイナーであったリリーの変化や本当の自分を出して表現し受け取られることへの強い欲求が感じられた。
個人的には奥さんのゲルグの抱えた葛藤とそれでも強くアイナー(リリー)/リリー(アイナー)を支える様子が印象的。
耐えきれずに土砂降りの街で雨に濡れた後に男性の家に行くシーンで、濡れた時は落ちていた化粧が男性の家に行った時には直されてるのを見てかっけーなと思った次第。
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