eitoさんの映画レビュー・感想・評価

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正欲(2023年製作の映画)

4.4

誰も知らない街で生活し直したい。今が物凄く不満なわけでもないけど。

パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

雨の強い日だけどとてもいい日になった。原題が良い。

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

気楽に素直に見れてよかった。13時間フライト体に悪い。
上野樹里のシーンが素敵だった

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.2

ケイコと会長のシャドーのシーン、とても綺麗で良かった。表情からいろんなことが物語られてて見応えあったな〜。明日は晴れて欲しいな。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.3

色々気持ち悪いけどリアルで面白い。さらっとおぞましい認識とか残酷なこととか散りばめられてて、意識下の価値観と結びついた身体性が見える気がする。俺もテーブルマナー覚えたい。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.2

ほぼadoのライブでした。ワンピースのこっからマジで期待。

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.2

連休明けで仕事始め、びびるくらいやる気出すのに苦労した。今日も変わらず暑いし仕事のカレンダー埋まってて疲れる。
1カットで見るとその人の断片じゃなくて地続きの生活が垣間見えてていいな。誰かの地続きの生
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.9

東京は梅雨明けしたのかと言うくらい晴れてて暑い。週末の映画館はとてもとても人が多い。福祉の仕事は細かく見ると素敵なことが多くて、俯瞰で見ると大変なことばっかり。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.6

多分今年見る映画で一番良かった映画になると思う。運転手の子の全部が良かった。運転するシーンもシティポップみたいで素晴らしい。タバコを吸いたい気持ち。北海道に行きたい。去年チョコレートドーナツの舞台見に>>続きを読む

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.2

雇用と社会参加、社会参加と承認、それらの欠如が導く不安と社会的逸脱。犯罪に至る過程は力のある人がイメージする選択されたものではなくて、選ばされた結末。そしてそれら全てを覆い隠してしまう差別と偏見。権利>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.1

映像綺麗すぎ、内容良すぎ、泣きすぎて頭痛い。封蝋買いたい。
伝えたいこと伝えられないことで後悔する。手紙って良いね。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.9

子どもたちと一緒に見ました。みんなはなにを考えたんだろう。はるみちゃんが死んだときは悲しかったな〜

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.2

こりゃあいかつい。頭くらっくらする。
初め、主人公を見てると、「もっと周りの優しさ受け入れたらいいのにな〜、不器用なのかな」と思ってたけど、それは不器用というより尊厳の表明なんじゃないかと思って自分を
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.4

10年くらい経ったらもう一度見ます。24歳にゃあ分からん(と思ってしまう)ところが多いぜ〜。関係性って誰かに所有されだすと気持ち悪くなったりするんですかね。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.1

描写がどれも官能的(視覚的にも心理的にも)で刺激のある素晴らしい作品だなと思った。
アイナーであったリリーの変化や本当の自分を出して表現し受け取られることへの強い欲求が感じられた。
個人的には奥さんの
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.9

ビースタの資格化、社会化、主体化の議論と重ねて見ちゃいました。最終的にウィルが社会化していく道ではなく、ゴールなき方を選択するところが主体化の端緒なんじゃないかと思ったり思わなかったり。基本的に口が悪>>続きを読む

リンドグレーン(2018年製作の映画)

3.7

こんなに立ち向かう1人のストーリーを見たのは久しぶりで楽しかった。年数にすると3.4年だけど本人なりの決断や発狂がありありと描かれていて、こっちも苦しくなる時があって。
映画の中で二度、彼女が叫ぶシー
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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.6

失われていく空間や建物には人の記憶が媒介されている。でもその媒介のされ方はただの思い出や誇りではなくて、生の営みと不可分になるからできること。首里城が燃えて悲しむことと地域の銭湯が再開発で潰れていくこ>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.2

素晴らしい映画だけど、あまりに絶望が大きい。落ちてる希望でも拾い集めて戦争しようぜ。描かれてないけど、最後の新聞では母親が責められていることだろう。依存できるものが薬物だけだったのかもしれないのに。

クラッシュ(2004年製作の映画)

4.2

憎悪が憎悪を呼ぶ。それぞれにそれぞれのストーリーがあり、自分より弱い誰かを攻撃しながら防衛する。その連鎖を黄色い声で後押しするのは何よりも自分自身の中にある弱さであって、それは葛藤と呼べるほどは美しく>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.1

素敵な作品、わくわくする。主人公の煮え切らなくて、頼りないけど、感性のままに気高く生きようとする感じが本当に好き。
街並みも音楽も素晴らしくて素晴らしくて。
パリと文学と結婚とマテリアルとイメージの話
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

弱いから繋がれて、繋がれるから絶望に抗える。心の豊かさは奪えないというけど、心が豊かな時はそれ以外の何かが豊かだからなんだろうと思う。素敵な映画。

ハーヴェイ・ミルク(1984年製作の映画)

4.1

アメリカ初のゲイの公選の議員の主人公。社会に抗う運動がいかに過酷かが伝わる。たとえイデオロギーや信念を共有している集団であっても混沌とした複数性があった。ゲイコミュニティの人たちが権利獲得を目指す中で>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.6

主人公が切り取る社会が非常に都市的で、狭義の公共が意識されているなと感じた。あのアパートの向こうにいる人たちと出会うことを想定していないように感じる主人公が美術館にザスクエアを展示することがどれだけパ>>続きを読む

沈没家族 劇場版(2018年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリー。東中野の映画館が良い場所だった。育まれるっていうことに血が要るのか、コアな家族という関係に閉じこもることが必要なのかを感じる。特に共同保育の外側にいながらも実の父親であるヤマさんの葛>>続きを読む

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