いそっち

リリーのすべてのいそっちのネタバレレビュー・内容・結末

リリーのすべて(2015年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

実話があったとは知らず…
原題がthe danish girl
アイナーが小さい頃からリリーだったということなのか、、考えすぎか?

ゲルダの愛というか、アイナーへの想いが「私も女性だと思います」って辺りから違う強さになったような気がする。
大好きな夫ともう会えない。会えてないわけじゃないけど、アイナーに会えない。
電車で送り出す時、ストールが飛ばされるとき、絵を描いているとき、友人たちと話しているときのゲルダのアイナーやリリーに向けられる表情がすき。

終盤の2回目の手術前のリリーの涙は、アイナーのゲルダに対する涙でもあったんじゃないかなと。女性より本物に見えるから凄いよな。

やっと私になれた。
泣く映画ではなかったが、相手を想う葛藤がたくさん描かれていてすき。
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