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金田一少年の事件簿2・殺戮のディープブルーのkのレビュー・感想・評価

3.5
サメ映画として鑑賞しました。
沖縄にあるリゾートアイランドの豪華ホテルが『キングシーサー』を名乗る人物と、彼を狂信するカルト集団に乗っ取られてしまった!果たしてキングシーサーとは誰なのか!?頑張れ金田一!というお話。
犯行グループがオカルト教団というところに1999年という時代性を感じます。タイトルにもとある映画の影響がみられますね。…が、妙なシーンが大胆かつ大量に挿入されている事で、私が普段観ているアレな映画に非常に近い作りになっています。多用されるスローモーション、無駄なカット、謎のやり取り…ある意味惚れ惚れしてしまいます。まずキングシーサーの名前もいかれていますが、どれほど彼にカリスマ性があったらあんなに手下をインターネットでリクルート出来るんでしょうか。最後の唐突な巨大津波のように、困惑がとめどなく視聴者を襲います。
海が舞台ということもあり、サメはよく登場します。金田一もサメに襲われかけますが、とてもとてもゆったりしています。是非DVD化して欲しい作品ですね。
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