オーウェン

プレデター2のオーウェンのレビュー・感想・評価

プレデター2(1990年製作の映画)
2.8
中南米のジャングルでアーノルド・シュワルツェネッガーと対決した”人間狩り”を最大の喜びとする地球外生物プレデターが、今度は1997年のロサンゼルスに出現し、アクション・シーン満載のノンストップで展開する「プレデター2」。

前作より格段に進歩した彼らは、ハイテクに反応する能力や超自然的な力を備えており、警察は想像を絶する戦いを強いられるのだった-------。

映画の冒頭は、麻薬組織の一味対警官隊の拳銃乱射の大銃撃戦。
それを色彩フィルムのネガみたいな映像で眺めているのが、見えざる地球外生物ブレデター。

麻薬一味が退却して籠城したビルの階上へ、部長刑事のダニー・グローヴァーがコンビのルーベン・ブラベスや女刑事のマリア・コンチータ・アロンゾと突入してみると、一味はみんな惨殺されていたのだった。

というのが始まりで、これは誰の仕業かと調査するうちに、ブレデターの存在が浮かび上がり、さらに暴れまわるプレデターと対決のクライマックスを迎えることになる。

プレデターは例によって、容易に姿を見せず、最後になってワニみたいな奇怪な頭の正体をチラリと見せるのだが、アクション場面の全てが暗がりでのSFXでの目くらまし戦法で処理されているので、おどろおどろしいムードだけで、具体的なことはよくわからずじまいとなり、安っぽいという印象だけが残ってしまいましたね。
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