隕石が落下して地球が滅亡するまで残り12時間を描いたお話。
ハリウッド的に人類の叡知を結集して危機を回避しようとかって内容ではなく、むしろもっと個人的な、日常の先にある滅び、というような内容。
特段に善人でもなく、かといって並外れたワルでもない男が主人公。
そういう描き方なので、何か感じるところがある人、響くもののある人はいるかもしれない。
結局は人としてどうあるか、という所にフォーカスしているので、人間ドラマ。
私はもっと追い詰められた人間の愚かさや狂気、切羽詰まった様子を期待していたので退屈に感じてしまった。