nomamani

光をくれた人のnomamaniのレビュー・感想・評価

光をくれた人(2016年製作の映画)
4.8
見ている途中はどうしようもない息苦しさを感じた。無人島に、愛する人はいるけれど、周りに友人も親もいなくて、ただ1人で生きているような孤独。流産と死産って普通の街で生きていても辛いのに、こんなにも孤独な場所だったら耐え難いと思う。そこに待望の赤ちゃんが流れて来たら、それは自分のものにしたくなるに決まってる。
イザベルの気持ちも理解できるし、もちろん、一度に夫と娘を失ったハナの気持ちも痛いほどわかる。
イザベルの最後の決断は、トムと築いてきたもの全てを表してるし、最後のシーンはうまく言葉にできないけれど感動した。

*昔観た記録
nomamani

nomamani