光をくれた人の作品情報・感想・評価・動画配信

「光をくれた人」に投稿された感想・評価

見た当時、とても考えさせられた、と思っていたんだけど、3年過ぎて覚えているのは、孤島の灯台守の暮らしの過酷さと海風の冷たい感じ。
デレク・シアンフランス監督による「家族と贖い」をテーマとした作品です。過去の作品と比べてシンプルな作りとなっています。つまり、普通の人生ドラマです。

悪い作品ではないのですが、『ブルーバレンタイン』(2010年)や『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』(2012年)と比べると物足りない。そして、テーマも薄いんですよねえ。家族についてだし、贖いについてだし、喪失感についてでもある。盛り込みすぎなんです。

ストーリーは子宝に恵まれない真面目な夫婦が赤ちゃんを拾ってしまう話。コーエン姉妹がまだコーエン兄弟だった頃の作品『赤ちゃん泥棒』(1987年)に近いテーマだしストーリーでもあります。『赤ちゃん泥棒』の方がコメディーな分だけ面白いですけどね。本作は真面目な作品なので、途中で飽きてしまう。

キャラクター造形も平坦なんですよ。主人公のトム・シェアボーン(マイケル・ファスベンダー)とイザベル(アリシア・ヴィキャンデル)は真面目でいい人たちってのはわかる。でも、それだけなんだよなあ。深みがない。

悪い作品ではないんだけど、デレク・シアンフランス監督が作る必要あった?って感じはします。ひょっとしたら、デレク・シアンフランス監督の本質ってこういう作品なのかなあ。うーむ。
nmovie

nmovieの感想・評価

3.8
愛情の深さに胸が締め付けられ、共感もでき、憎しみも生まれた映画です!
nodaru9

nodaru9の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

光をくれた人
★★★★★★★★☆☆
2016-米
目新しい感動はないけれど、王道的感動が味わえます。登場人物の心象と海、空、光などの景色が見事にマッチしています。
細かいところでは夫婦同士の会話や行動の端々からその後の展開が示唆されたりしています。
具体的な例を挙げるとまだ妊娠さえもしていない時点でも、夫婦の会話に〝赤ちゃん〟というキーワードを入れたり、不穏なシーンでは画面の陰影が強く感じたりします。
「光をくれた人」という日本語タイトルも秀逸です。本当に光をくれた人とは誰だったんでしょうか?
また、子役の愛らしさもグレートです。愛らしいだけでなく、その演技が天才的です。
是非、ご鑑賞を!
一度赦す

光をくれたのは自分にとって
誰なのか
愛情のベクトルが交差
flopsy

flopsyの感想・評価

4.0
愛する妻を守るために自分が犠牲になってもいいと思った夫(トム)と、子供を愛するあまり愛する夫を追い詰めてしまった妻(イザベラ)。

女性の立場から言うとイザベラの気持ちも分からなくもないけど、あそこまで愛している夫を追い詰めた気持ちは、ちょっと理解できない部分ではありました。
トムがしたことが許せなかったのでしょうけど、トムはイザベラを守ったのに・・・

ただ、その点をふまえてタイトルにもあるそれぞれの「光」となった人は誰だったのか・・・
と考えると2度の流産をしているイザベラの行動にも少しは理解できるような気もしました。
でも、何よりも大事なのは、自分たちが愛して育てた子供のためにはどうすることがその子にとって一番の幸せだったのか・・・
実の親の気持ちは・・・そこだと思います。

作中、忘れられないセリフがあったのですが、子供の実の父親が言った「一度赦すだけでいい」という言葉がとても印象に残っています。
許せないと思った人を赦すことってなかなか難しいことなので。
AK

AKの感想・評価

3.3
なんかいい感じに終わっちゃってるけど胸くそなんだけど。
これこの二人に視点が置かれて物事が進んでるから一見同情しがちになるかもしれないけど、ハナからしたらとんでもなく恐ろしい人たち。私がハナだったら恨んでも恨みきれない。
自分たちの欲に惑わされて何が本当に正しいことだったのか、これは自分たちの良心だって勝手に思い込んでしてる行動が私は好きになれなかった。
イザベルマジで無理なんだけど。あーゆー女を見ると本当にイライラする。
かごめ

かごめの感想・評価

4.2
1度許すだけでいいから
この言葉が印象に残った

どこの国の夫婦でも、子供は一番の宝物なんだと感じた。もし自分が産んだ子で無くても、3年4年と同じ時間を共有すれば、自分の子も同然で、手放すことは難しい。それを乗り越えた主人公はすごいと思う。

私はこの映画を見て実家に帰ると「おかえり」と言ってくれる両親を思い出した。私が好きな食べ物を食べさせてくれて、沢山話を聞いてくれて、私が東京へ帰る時は悲しんでくれる。たまにハグをしてくれる時本当に私は愛されているんだと感じる。
この映画を見て両親に会いたくなった。
しみず

しみずの感想・評価

4.4
まんまとポスターに
これはデレクシアンフランスの映画だった
yuka

yukaの感想・評価

3.6
色んな人物の立場に立ってあれこれ考えてしまう。ちょっと『八日目の蝉』みたい。
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