マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが大海原をどんぶらこして来たちゃん赤を拾って我が子として育ててやんぜ〜という映画。
嘘をつき続けるということの大変さを痛感する。単純に辻褄を合わせるために色々と考える必要があるのはもちろん、そんな事に時間割いてしまっているという情けなさや相手に対する申し訳なさでいっぱいになっていくトムの姿には中々身につまされる。主要キャラに明確な悪人は1人もいないだけに、非常に辛い。ただ、「他人の子供を育てる系ムービー」としては割と普通というか平凡だし冗長な気もする。
設定年齢の割にマイケル・ファスベンダーの顔が若過ぎる。