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光をくれた人のtakeのレビュー・感想・評価

光をくれた人(2016年製作の映画)
3.3
正しい事とは何かその行動は誰への想いからなのか…ただただ色んな愛が溢れてて例えるなら愛する人の古い日記や写真を1頁ずつ大切に指でなぞりながら読んでいるような美しい映画だった。
止まない波の音と風の音が観客の心をさらに揺さぶる。
主役も良かったがレイチェル・ワイズが特に素晴らしかった。彼らにとって我が子として過ごした短すぎる4年間とその後孫を連れて現れた長い長い十数年の懺悔の期間。
逆に実母にとっては長い長い絶望していた4年間と再び会えてからのあっと言う間の十数年。
ここの大事な年月を描こうと思ったら描けるだろうにわざと観客に考えさせたのか。最後がいきなりすぎなのは監督の企みなのだろう。私としてはココもう少し欲しかった。
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