トラボルタ主演ということで観なあかん、ということで。
トラボルタが天才贋作画家?という少し違和感のある感じなのですが、誰もが知ってるモネの名画「日傘を差す女」を複製するシーンでのトラボルタの「筆致」に唸ってしまいました。かっちょえ~。
「この絵の偽物は描けない。しかしこの絵の内側に入り込むことが出来たら、そしてモネの感情を掴みとれたら、たぶん描ける。」
名言ですなあ。
ジャンキーでどうしようもない元妻と長男と自分の関係を象徴するような名画「日傘を差す女」をめぐる秀作です。
日本語タイトルがあまりに盛っているのであまり期待できないかなあと思っていたのですが、そこはやっぱりトラボルタ。しっかり魅せるところは魅せてくれますわ。
あ、おじいちゃん役のC.プラマーもいい味出してます。