Blu-ray (Optimum Home Ent.). 英語字幕付き。赤毛の青年レミーと同じく赤毛のセラピストのパトリックの異色のロードムービー。内気で従順なレミーは、チャットはできるものの、女性とのリアルな関係に入ってゆけない。ある日、一緒に住む母親と妹に抑圧された感情を爆発させて家を出る。そのレミーを助けるのがパトリック。セラピストとして、レミーを助けようと、ショック療法を試みる。インターネットポイントでチャットで関係し始めた女の子に会うように進めるのだ。ところがレミーは、その場にいた若者たちにコケにされて終わる。
タイトルの「おれたちの日が来るだろう」は、アイルランド語の「Tiocfaidh ár lá」(Our day will come)から来たものらしい。これはイギリスに抵抗するアイルランドの共和主義者たちのスローガン。その国の旅行パンフレットに赤毛を見て、あこがれるというわけだが、ここには人種差別的な含意を読み取るべきなのだろう。