にっきい

ラスト・リベンジのにっきいのレビュー・感想・評価

ラスト・リベンジ(2014年製作の映画)
2.5
ふさふさではないけど髪の有るニコラス•ケイジ?w

多分久々にニコラス•ケイジの主演作だから観に行った作品。
覚えてないけど。

前頭側頭型認知症(FTD)のCIA捜査官の話し。
この監督、スコセッシ監督作の脚本沢山書いてるし、自身の監督作も結構有るから巨匠ではないけどそこらの馬の骨とは違うはず。
なのに見せ方、撮り方が上手くない。
凍結した道路でのカーチェイス、車がスリップしたりしてるのに、全然スピード感や緊迫感が無い。
そして走って容疑者を追いかけるシーン。
逃げる方も追う方も、カメラがブレブレで位置関係が分からないからどうなってる?って感じ。
まあアクションより病気で余命幾ばくもない捜査官が、やり残した容疑者を追うドラマがメインでした。
ストーリーはCIA捜査官のエヴァンはテロリストのバニールに捕まり拷問を受けていたが、突入部隊に救出される。
その時バニールは死亡した事になっているが、エヴァンはどこかに身を潜めていると訴え続けていた。
やがてエヴァンはFTDを患い余命3年の宣告を受け、バニールを捕まえる志半ばにしてCIAを引退させられる。
そんな時同僚がバニールの情報を手に入れた、って話し。
中盤まで延々とエヴァン(ニコラス•ケイジ)がバニールは生きていると喚いてるだけ。
コレはFTDの代表的な症状の一つで、情緒不安定で急に怒り出すってヤツのせいなんですが、見ててまあウザい。
アルツハイマーとは違う病気だけど、認知症独特の行動を取る所も見ててキツい。
昨年亡くなったけど認知症だった自分の父親と同じような行動なんです。
同僚のミルトンがよくエヴァンを信じてサポートしてくれてるなぁ、って感心しました。
もう1人の協力者ミシェルはエヴァンの元恋人だから分かるけど、若くて将来のあるミルトンが、CIAをクビになる危険を冒してまでエヴァン助けるか?
バニールの居場所を突き止めてからのサスペンス展開は緊張感も有ったし、ラストは派手な銃撃戦もあって割と面白かったからこそ、前半のダラダラした展開が勿体ない。
因みにあの満足度90%以上を連発するロッテン•トマトでの支持率は驚異の8%!wwww

実はコレ見る前に映画観に行こうと出かけたんですが、電車に乗り遅れて諦めて帰宅。
家でダラダラしてて後で気付いたんですが、時間ずらしても予定通り2本観れた?
もう今更出かける気ありません…。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2015年5月24日
鑑賞回:ー
劇場名:イオンシネマ京都桂川
座席情報:Screen1 F-5
上映方式:2D 字幕
レーティング:R15+
上映時間:94分
備考:過去鑑賞記録、レイトショー
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