鰹よろし

デッド・シティ2055の鰹よろしのネタバレレビュー・内容・結末

デッド・シティ2055(2015年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

 レプリカントな彼女のIDだかを消去するってなところがこの作品のテーマと深く関わってくるのかな。レプリカントにも自我があるってなところに落ち着くわけだが。

 ・人型のロボットだから何をしても大丈夫だという者

 ・愛する人間が死んだからそれを模したロボットを創った者

 人なのかロボットなのかという違い。人と見なすかロボットと見なすかという違い。人間にはできないことだからとロボットで楽しむ。人間では埋められなくなったところをロボットで補う。ここの狭間が問題で。どちらもよりリアルであることを求めているわけで。より人間に近づけることで興奮を覚えたり、欲求を満たしていく。究極的に求めるものは同じであるのに、とるべき行動や見え方が変わってきたりする。それが劇中のいざこざだったりするわけで・・・

 題材はおもしろかった・・・かな。でもう~む、どうしてこう間が悪くなるのだろうな。
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