アトミ

スーパー・ヴィクセンのアトミのネタバレレビュー・内容・結末

スーパー・ヴィクセン(1975年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

85点

ガススタで働くモテモテハンサムガイ「クリント」。
お客のスーパーロルナちゃんから誘惑されてる最中に、同棲中のスーパーエンジェルちゃん(元娼婦)もTELをかけてきて、早くヤろうよと誘惑。

TEL保留のまま仕事へ戻ったクリントに変わり、スーパーロルナちゃんはスーパーエンジェルちゃんを挑発。
ぶちギレて「浮気者の家を燃やしてやる!」とTELに出たスタンドオーナーに八つ当たり。
クリントはスーパーロルナちゃんの誘惑には負けなかったが、オーナーからの報告でぶちギレ。急いで家へ帰る。

ぶちギレてるクリントの口をキスで塞ぎ、そのまま交尾へと持ち込むスーパーエンジェルちゃん。クリントも流されそのまま交尾。

で、仲直りピロートークするのかと思いきやスーパーエンジェルちゃんの罵倒が始まり、ぶちギレクリントと大喧嘩。別れる出てけ!とクリント捨て台詞。
部屋を出てトラックに乗り込むと、スーパーエンジェルちゃんブロックをフロントガラスに投げつけ、斧でボンネットやミラー、ウィンドガラス等破壊。大喧嘩は大エスカレート。

そのやり取りを見た隣人はスーパーヴィクセンちゃんの命の危険を感じ110番。
T1000みたいな警官ハリー・スレッジ巡査が現れ、クリントは警棒で殴られ気絶。ケンカは収まる。
スーパーエンジェルちゃんは病院へ運ばれる(が、大した怪我はなくすぐに家へ戻る)。
クリントはハリー巡査に高圧的に説教され、仕事へ戻れと命令される。とりあえず仕事へ戻るクリント。

休憩時間になり家へ戻ったクリント。スーパーエンジェルちゃんは家に入れない。クリントも中指を立て出て行く。

家の中にはハリー巡査がいた。事情聴取のため病院にやって来たハリー巡査をちゃっかり誘惑していた。
スーパーエンジェルちゃんは音楽をかけストリップ。
そしておっぱじめる。が、インポでぶちギレ。
ハリー巡査を侮辱、罵倒し、出ていけとケツを叩き、最後は蹴り上げる。
「フニャチンおかま」と言われ、限界突破したハリー巡査はスーパーエンジェルちゃんの腹を殴り、そして風呂場へと逃げ込んだスーパーエンジェルちゃんを湯船の中で何度も何度も何度も何度も踏みつけた後、ラジオを湯船に投げ入れ感電死させる。
ハリー巡査が家を後にすると、ショートしたコンセントから火の手が上がり、家は丸焼けになる。

一方、クリントはBARで飲んだくれていた。
接客係スーパーハジちゃんがクリントを誘惑するも、スーパーエンジェルちゃんよりも貧乳だとコケにする。
と、スタンドオーナーが慌ててやって来てクリントを激怒。
スーパーエンジェルちゃんをぶち殺した容疑がクリントにかけられる。
BARにいたアリバイがあると安心していたクリントだったが、コケにされたスーパーハジちゃんが証人はなってくれず、逆にクリントは数分前にBARに来た事にされてしまう。
オーナーはクリントを逃がすため、町外れまでトラックで送り、金を渡し別れを告げる。

クリントはカップルの乗る車をヒッチハイク。男はキャル。女はスーパーチェリーちゃん。
スーパーチェリーちゃんはエロい話をしながらおっぱいを触り始め、クリントにも触らせ、クリントの股間に手をやる。
ヤバいヤツらだと感じ、降ろしてくれと下車するクリント。だがキャルはスーパーチェリーちゃんを邪険に扱ったクリントを襲う。
そしてクリントはオーナーからもらった金を盗まれてしまう。が、キャルはガラガラヘビに噛まれてしまいスーパーチェリーちゃんに毒を吸い出させようと邪険に扱い、そのまま車に乗り込み走り去った。これ好き。てかモーターサイコと同じ。

クリントは牧場を経営するおじさんルートに助けられる。若奥さんはスーパーソウルちゃん。
夜は動物のように激しく交尾し、クリントは眠れない。
ことが終わるとすぐにクリントを襲いにやって来たスーパーソウルちゃん。が、何とか追い出す。

翌日からクリントは牧場の仕事を手伝う事に。
夫婦は外でもどこでも交尾する発情期。

ある日、ルートの隙をつきスーパーソウルちゃんがまたクリントを襲う。抵抗するもヤラれてしまう。
牧草地に穴を掘ってるルートと、「穴を掘って」るクリントとの対比が良い。
結局ルートに情事が見つかり、殺されそうになりながら牧場から逃げる。

クリントはヒッチハイク。ホテル前で下車する?
黒人のオーナーと一人娘で口も耳も不自由だが天真爛漫なスーパーユーラちゃんがいた。
クリントは可愛い娘に手を出したら殺す的に釘を刺される。
オーナーが買い出しに出た瞬間、スーパーユーラちゃんはクリントにバギーの修理を依頼。結局誘惑に負けて二人でドライブに。

人気のない場所まで来た所でスーパーユーラちゃんはマットを敷きスッポンポン。
ここなら大丈夫かなと、一応周りを確認するクリント。と、一台の車がこっちへ向かって来るのが見えた。オーナーが追っかけて来た。
よく分からんけど、ここからバギーレースが始まる。

途中出会ったトラックをヒッチハイクし、クリントは逃げる(スーパーユーラちゃんとはここでお別れ)。
トラックのおじさんが家に誘ってくる(巨乳嫁アリ)が、嫌な予感のしたクリントは丁寧に断り別れる。

一人で歩き始めるクリント。
山の頂上にスーパーエンジェルちゃんの霊が現れる。クリントを見守るように。

クリントは「スーパーヴィクセンのオアシス(スタンド)」に到着。
一人で切り盛りするオーナーで未亡人のスーパーヴィクセンちゃん。
彼女はスーパーエンジェルちゃんクリソツだった。
人手不足半端ないため、クリントが手伝う事に。
そして二人は自然と結ばれる。
こういう運命表現好き。なんだけどそこを取り上げずすんなり進むのがちょっと残念。


そんな幸せなある日、釣りに向かうハリー巡査が給油に訪れる。スーパーエンジェルクリソツ女がいることにも気がつく。
クリントはハリーの顔を忘れてるようだ。何も気づいていない。この辺りもいいね。ちょっとハラハラする
ハリーは何かを思いつき、クリントを飲みや釣りに誘う。
スーパーヴィクセンちゃんはちょっと警戒してるが、クリントはハリーに誘われるまま飲みや釣りへと向かう。

そして事件は起こる!
ハリーはスーパーヴィクセンちゃんを拉致!
クリントに正体を明かす!
どうなる!?スーパーヴィクセンちゃん!どうするクリント!?
乞うご期待!!



てなお話。
やっぱりセンスがいいよね。
バカ過ぎるけど。
ラストなんて「Theバカ」だった。
いいんだけど、そこがちょっと残念。個人的にはバイオレンスで締めくくって欲しかった。
アトミ

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