Hatao

デーヴダースのHataoのレビュー・感想・評価

デーヴダース(2002年製作の映画)
4.1
IMW2022パート1
SRKの代表作の1つにして、インドの古典映画のリメイク作。
バンサーリー監督の作品ということで、正直ストーリーより映像のきらびやかさだけを楽しみにしてました。

20年前の作品だし、パドマーワトもバジラオマスタニもハマらなかったバンサーリー監督作品だしな…と思ってましたが、バンサーリー監督作品の中では断トツで好きでした。
何が良かったってチャンドラムキーが良かったです…
こんなに「報われてくれ…」と心の底から願えるキャラって意外といないんですよね。
なのでチャンドラムキーに関するシーンで2回、涙が溢れました。

デーヴダースはやることなすこと悪い方悪い方に転がっていき、あまり同情はできないはずなのに、何故か引き込まれました。
これがSRKの演技ですか…

パーロー演じるアイシュワリヤー・ラーイ、初めましてだと思ってましたが、ロボットのヒロインだったあの人だったんですね。
たしかに目が綺麗でした。
今作は特に綺麗でしたね…ずっと見ていたい瞳でした。

意外だったのはデーヴダースの友達役にジャッキー・シュロフが出ていたこと。
それもどちらかと言えば悪友に分類されるタイプの友人なのですが、陽気で憎めないキャラでした。
厳しい父親役やゴリゴリの悪人役でしか見たことなかったので新鮮でした。
考えてみたらハッピーニューイヤーではSRKの父親の仇役だったんですよね。面白い。またハッピーニューイヤー見たいな…

余談ですが、ミッドランドで鑑賞したのですが、いつものIMWよりお客さんの入りが良かったように思えます。
SRK効果か、デーヴダースがそれほど有名なのか、何れにせよ人が多いのは良いことですね🤞
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