備忘録
高校2年生の時に鑑賞。
同時上映は天国にいちばん近い島。
薬師丸ひろ子がアイドルから女優になったと言われる作品。
「Wの悲劇」のタイトルが付いているが、夏樹静子の同名の原作は劇中劇として使われており、映画全体としてはオリジナルのストーリーで進んでいく。
舞台女優を目指す主人公を薬師丸ひろ子が演じ、舞台「Wの悲劇」の主役を巡って、様々な登場人物の思惑や行動が交錯する内容となっている。
三田佳子（看板女優）の悪役っぷりも印象的。
内容的に明るい作品ではないが、制作側と出演者の波長がピタリとハマった相乗効果で、完成度の高い見ごたえのある作品になっている。
「顔ぶたないで！私女優なんだから」というセリフがCMで使われ有名になった。
松本隆作詞/松任谷由実（呉田軽穂名義）作曲の主題歌「Woman」もヒットした。
