小学校の時に初めて一人で映画館に観に行った作品。当時はおじさんおばさんがまばらに座っている中だったので私だけ浮いていた。でも、終わった後にみんなが自然と拍手をし始めたのを見て、「これこそがみんなのバンドへのリスペクト・敬愛から来る心からの称賛の拍手だ」みたいな趣旨のぼやっとした感情（当時は小学生なので）を覚えて、小学生なりに痛く感動した思い出がある。
今上映したらそれはそれで客入りもいいだろうし応援上映も盛り上がるだろう。でも、当時私が感じたような一体感やアツさは、あの時限りの特別なものだったと思う。人生の早い時点でQUEENに出会えた私は本当に幸運だった。
