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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのキャンのレビュー・感想・評価

3.8
何故、巨大なデススターはああもあっけなく吹き飛ばされたのか?
そこには反乱軍の血と汗にまみれた積み重ねがあったのでした…というお話。

完全にスターウォーズファン向け映画です。
前半のカイバークリスタルの積み出しとか、初見の人が観て何してるのか理解できると思えない…。
でもでもファンにとっては満足できる作品になったのではないかと思います。
監督のギャレス・エドワーズがスターウォーズファンだったからか、旧作リスペクトがスゴいです。モス・アイズリーのあのコンビが出てくるとは思わなかった…。

個人的に好きなのは反乱軍が全く一枚岩でない感じを描いてくれてるところ。
冒頭のキャシアンや中盤の評議会のシーンとか観ると反乱軍も紆余曲折を経てきたことが分かります。
ルークやレイアの華々しい活躍の裏で泥にまみれて戦った人々をしっかり描写しています。
組織としての反乱軍を描いたいぶし銀な作品です。是非、御一覧を。
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