針鼠

キング・アーサーの針鼠のネタバレレビュー・内容・結末

キング・アーサー(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2022/01/03 netflix 映像は素晴らしかったんだけどねえ。ロンディウム(のちのロンドン)だってちゃんとローマ風に造営されてるし。

元ネタのアーサー王伝説(勘違いしてる人がいるみたいだけど、アーサー王は神話じゃなくて伝説だからね)からの外れっぷりがあまりにも酷い。酷すぎ。伝説で残ってるの父の名ユーサー(実はこれも一般的にはウーサーと訳されること多い)と主人公の名アーサーと剣の名エクスカリバーだけじゃん。

開幕からして。ユーサー王はモルドレッドと戦ったことないというのに、なんなんだっつう話になっちょる。というかモルドレッドってアーサー王が異父姉との間に作った自分の息子の名前で、魔法使いじゃなくて騎士、そしてモルドレッドが生まれる前にウーサー王死んでるし。

アーサー王は川に流されたりしてないし、育てたのだって地方の郷士だし、その地方の郷士だって、拾ったんじゃなくて、マーリンから託されたわけだっし。その理由も父王が戦に負けたから息子を救うためとかそんなんじゃないから。

聖杯伝説との絡みもなくて、いやまったくこんな映画に『キング・アーサー』なんてタイトル付けるなよ。『キング・アーサー』ってタイトルにそれなりの映画期待して映画館まで足を運んだ人なら怒り心頭当然というレベルだわ、これは。
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