スガル

キング・アーサーのスガルのレビュー・感想・評価

キング・アーサー(2016年製作の映画)
3.7
観ました。
おおむね満足しました。気分良く映画館をあとにできた感じ。

ガイリッチーの個人的な思い入れがある話だったんだろうな。少年の時からの憧れとか。
冒頭のファンタジーというか魔術は嫌な予感したんですけど、そのあと魔術は追放された設定だったから自然に観ることができました。


悪ガキのブルーよかったです。
ジュードローも悪人だったんですけど最初と終わりは人間的な気持ちもある存在って感じで存在感ありました。
主人公のハナムも姐さんを大切に思ってたり、仲間を大事にするところよかったです。
あの女の人も中性的な顔できれいでした。

物語を楽しく観れたので満足。

ガイリッチーが続編作りたくても無理かな。
宇宙が舞台の戦争ごっこの映画よりは全然まともな映画だと思ったんですけど。ガイリッチーは生まれる時代が悪かったと思いました。
舞台は一応架空なんだろうけど、描かれてる舞台は世界中で起こってた歴史だから感じるものがありました。親殺しとか兄弟殺しはよくあったし、権力の魔力に取り憑かれた話なんかも。
ラストのヴァイキングのところも戦争になるかと思って、期待したんですけど。

後半の敵をやっつけるシーンで少しだけ冷めました。
悪いのはジュードローと側近2人だけだから兵士は悪くないやんって感じ。
そのシーンで、見応えある戦争ものって思想の違いがあるべきなのかなと少し考えました。

この映画は序章?だから恋愛要素がなかったの残念でした。魔術師の女の人と恋に落ちて欲しい。
コードネームアンクルだとヴィキャンデルとくっつくかどうかのところ好きだったのに。

数十秒先に進んだり戻ったりするシーン相変わらずでした。
この才能感じる映画を観れたことうれしいと思いました。
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