ひかるん

キング・アーサーのひかるんのレビュー・感想・評価

キング・アーサー(2016年製作の映画)
5.0
「スラムのガキから王になれ!」

最も好きな映画監督であるガイ・リッチー監督作の中でも、一番好きです!!

かっこいいけどちょっと抜けてる男どもを描かせたら右に出る者なし(あくまでも個人の意見)のガイ・リッチー監督が手掛けるファンタジー×ソード・アクション。
ソードアクション映画という程ソードアクションの場面は多くありませんが、一つ一つのシーンのインパクトが強いです。

本作を初めて見た当時は、ガイ・リッチー監督というと「シャーロック・ホームズ」の人、という印象しかなかったと思います。「コードネームU.N.C.L.E.」を見たか見ていなかったか、という頃です。ホームズは当時も今も大好きな映画ですが、ガイ・リッチー監督作にハマったきっかけは、たしか本作「キング・アーサー」でした。

何度も見てるのに、いまだに見返したくなります。しかも見返してて途中で飽きたりしない。
映像、サントラ、配役…。全てが完璧に思えてしまいます。

最後のアクションシーンのカッコよさは、もうここまで来ると異常。良い意味で実写に見えません。ゲームか何かかと思いました。マトリックスみたいな、CG多めのアクションが好きなら、テンション上がること間違いなしです!


他のコメントでも言われてるかもしれないですが、時代と合わない部分がちょくちょくあります。例えば、「ナポレオンの馬みたいに速く走れたら」とか。とは言え、完全に娯楽として見ていたので、個人的には別に気になりませんでした。

登場人物が多い上に、時系列がごちゃ混ぜになってたりスローモーションが多用されてたりと、ガイ・リッチー節が炸裂してるから分かりにくい部分もありますが、一度見ただけでやめないでほしいです。
物語が分かりにくくてつまらなく感じたのなら、2回、3回と見れば面白さがわかりますので!
ひかるん

ひかるん