Keiko

ミス・ブルターニュの恋のKeikoのネタバレレビュー・内容・結末

ミス・ブルターニュの恋(2013年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

若い頃のカトリーヌ・ドヌーヴの映画はいくつか見てきたけど、近年の彼女の主演作は初めて見た。本作では69歳のドヌーヴが、人生や恋に悩む女性を演じている。
歳をとってもなお美しい姿は流石としか言えない! 確かに歳の数だけシワが刻まれているし、「とても69歳に見えない!」なんてこともないんだけど、変に若作りをせず年相応に美しいのが、この役柄にもぴったりだった。

内容は、日本とフランスの価値観の違いを感じさせるものだった。
日本では、70歳手前にもなって現役で恋もベッドも楽しむ女性は少ないと思う。
私もまさかベッドシーンが出てくるとは思わなかったし、シニア世代の恋愛はプラトニックなものだと決めつけていた。
でも、自分の人生の舵を取るのは自分自身で、そこに年齢は関係ないよね。

基本的にはロードムービーで、道中色んな出会いがある。まだ20代で決まった友人とだけ付き合い、社会人になると出会いがないと嘆いている自分が情けないと思った。
「人生は続く!」
Keiko

Keiko