Katsuya

アナーキーのKatsuyaのレビュー・感想・評価

アナーキー(2014年製作の映画)
2.5
いやいやいや!待て待て待て待て!!!ちょっと落ち着け!おいおい!マジか!

というような作品。

シェイクスピアのシンベリンを現代化したため、少しばかり現実では考えられないような行動をする人が多すぎる!

シンベリンのそのままの時代ならば、登場人物の行動を理解できる。
だが、設定を現代にしたために行動が理解できない!
登場人物がなんの前触れもなく
「俺も名誉のために闘う!」
「そうかじゃあ俺も!」
「息子たちが闘うなら私も!」
このような展開になって「えっ!?ちょっと待て!落ち着け!」ってなってしまった。

銃撃戦のシーンが安すぎる!銃撃戦のシーンを映さずに、いつのまにか敵が全滅!

「おい!ふざけんな!映せ!安っぽいだろ!」とつぶやいてしまった。

キャストはそれなりに好き。
エド・ハリス
ジョン・レクイザモ
アントン・イェルチン
イーサン・ホーク
これらのキャストだったからまだ観れたけど、このキャストじゃなかったら最後まで観れん!!

ミラ・ジョヴォビッチの影の薄さにびっくり!
せっかくイーサン・ホークがでてるのに出番が少なすぎる!

だがしかし!ジョン・レクイザモは良かった!!

ラストのイノジェンが自己嫌悪になってるポステュマスの背中に抱きつき
ポステュマスが「誰だお前!触んじゃねー!」と顔面にエルボー食らわせた。
シリアスなシーンでこんなシーン観せられたら爆笑だろ。
しかも笑いをとろうとしてるんだか、してないんだかわからかいから困る。

邦題がまじでムカつく!シンベリンでいいじゃねーか!!わからずに観た人にとってはクソサスペンスアクション映画だよ!
Katsuya

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