hohry

ぼくらの家路のhohryのレビュー・感想・評価

ぼくらの家路(2014年製作の映画)
3.9
ドイツの集合住宅に暮らす母子家庭が舞台。母親は子供を愛し、子供も母親と一緒に暮らしたいと思っている。ある時、学校で問題を起こした主人公の少年は、民生委員に母親の養育能力が無いと見なされ児童施設に収容される。母親は男との恋愛に夢中で、子供との暮らしまでは彼女の意識にのぼらない。見た目には普通なのだが、母親はあきらかに育児放棄な状態。事態は深刻なのに、その辺りの関係を映画はあくまで自然にさりげなく描いてるのが凄い。
hohry

hohry