検非違使

The Thin Blue Line(原題)の検非違使のレビュー・感想・評価

The Thin Blue Line(原題)(1988年製作の映画)
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「死ぬまでに観たい映画1001本」955+213本目
英語の上に、ロシア語のようなものが重なっていて聞き取れない。

1976年にダラスの道路で警官がわきに車を止めさせ、尋問しようとしたら、車の中から射殺されます。映画は、それを再現した映像や容疑者・警官・検事らがカメラの正面で証言している映像で構成され、フィリップ・グラスの音楽が加えられています。容疑者二人のどちらが射殺犯かが焦点です。観客が共感しやすい方が死刑を宣告され、上訴によって終身刑に減刑されます。もう一方の事件当時16歳だった男は別の事件で服役中で、彼もカメラの前で証言しているのですが、映画は、この男が精神病質者で、彼が真犯人だということを示唆して終ります。この映画がきっかけとなって再調査が行われ、この事件のために服役していた男は1989年に釈放されることになります。
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