アリリリ

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のアリリリのレビュー・感想・評価

1.4
【前作より遥かに理解しやすくなった言い訳設定】大衆好みというか、ガンダムに近づけたというか、個人的にはまだまだ気持ち悪いけど、色々な「のっぴきならない状況」をシンジくんに用意してあげて言い訳を作ることで、少年ジャンプ脳な私には前回よりだいぶ咀嚼できた。レイやアスカが、何故一回ぽっきり共同で戦って、一回ピクニック行っただけで、突然シンジくんに心を開きまくったのか、何故ちょっとした三角関係みたいになってるのか、またしても理解不能でモヤモヤしたし、
ビバップ感出しまくり山寺宏一のイケメン風キャラの登場も、謎めいたメガネ女子も、
マジで意味がわからなくて苦痛だけど、前作よりは遥かにマシ。

アスカちゃんあんなに態度軟化した直後にかわいそーってところとか、
レイさん捨て身の頑張りとか、
なんか女性陣がとにかく可哀想な回だった。

分からないのが面白い(と思わせてるのか)設計は、ノーラン意外誰も理解できてないTENETと一緒。ある意味魅せ方が上手いのかも。分からないから気になって見ちゃう、みたいな?