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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のBBSchanのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

序を見たから破も再鑑賞。新劇の中で1番楽しく見れるのは間違いなく破。エヴァ名シーンを集めました、みたいな作品。

序と同じくTVアニメ版をなぞりながらも、のっけのマリという新キャラ登場や加治さんやアスカといったお馴染みキャラも加わりながら知っているはずの展開が少しずつ変わってくると、いよいよ新劇場版が始まったなあという感じがする。

序よりもアクションが多いのがとても魅力的で特に好きなシーンは前半では第8使徒との戦闘。いわゆる奇跡の価値は、がとても好き。3体の爆走(特に初号機)とそれに呼応する第3新東京市の変形がカッコ良すぎる。
後半では最強第10使徒との戦闘が好き。
遂にNERV本部まで使徒がやってきてしまう絶望感の中、馬鹿みたいにイジけていたシンジが駆けつけるところは胸熱。そこからの初号機の覚醒がTVアニメ版よりも洗練されており、キモくなくていい。
一方、今作で気に食わないのは、あのアスカがストーリー上で完全にいらない子になってること。活躍が少なくアイデンティティが奪われすぎてる…庵野監督はアスカいじめ過ぎ。

Qが見たくてしょうがなくなるサードインパクトとカヲルくん登場からのまさかのアスカ復活?予告は最高。
散りばめられてる意味深な伏線の数々やTVアニメ版、旧劇との差分に一体どの世界線なのかと考察を深めたくなってしまう。
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