おるかろん

インデペンデンス・デイ:リサージェンスのおるかろんのレビュー・感想・評価

3.5
自他共に認めるシブチンの私が「同じ映画」を「劇場」で「3回」も観たのって後にも先にも「インディペンデンスデイ」だけです。

「こーゆーのが観たかった!!!」

そんな思いに突き動かされて貪る様に劇場へ通い詰めてた訳ですが、ホント今となっては懐かしい思い出です。

とは言えすっかり「掴みだけはOK!」でお馴染みになってしまったエメリッヒ先生、その片鱗は初期の作品からも伺い知れてた訳で、当時でも流石に3回も通うと「後半の失速感」に薄々気づいてはいましたけどねσ(^_^;)

いましたけど、それでもかつてTVシリーズ「V」にどっぷりハマった世代なので、あの世界観を劇場のど迫力でもって味わえる幸せはナニモノニモカエガタイ!とゆー、半ば言い訳にも近い感情でこのトンデモSF映画をプッシュしまくってた訳です。

で、あれから20年。

まさかの続編!

実はアレで終わってた訳ではなく、地上では生き残った宇宙人と地球人との戦いが続いていたと。

その戦いは10年続いたと。

でもって人類は一致団結し、人種も、国境も取っ払って宇宙人に打ち勝ったと。

しかも宇宙人のテクノロジーを手に入れて、木星に基地を建設できる程になっていると。

夢の統一国家と飛躍的な技術革新がもたらす究極の平和社会!

僕の私のザ・未来世界!

なんとゆー神設定!!!

これを観ずしてなんとする!!!

初めて予告編を観た時、あの前作を遥かに上回るデカさのUFOを観た時、そー思ったんですよ。

観ねばっ!!!と!!!

で、観に行ったんですよ。結果!!!………



う、うん…まぁ…キライ…じゃあないよね?(ー ー;)

むしろ好き。思ってたのとだいぶ違ったけど、好きな方よ?…

着陸するだけで国が2つ3つ消し飛ぶくらいのデカいUFOとか、エイリアンテクノロジーを取り入れた地球防衛軍とか、そいつらが繰り広げる白兵戦とか、合間に差し挟むギャグシーンとか、完全にチートな新キャラとか、で最終的に怪獣映画だったとかetcetc…

すんごい迫力な筈なんだけど、すんごいライト…

…なのが良かったのかもしれません(;´Д`A

そう!ライトなんですよ全般通して!サクッと楽しめる!

なんか主要な登場人物が3人くらい死亡してましたが、それでもサクッと楽しめる!

前作でゆーと「ハリー・コニックJr.が死ぬ映画」とゆーイメージもあったりしたので、今回はそれ以上に死んでる割にそーゆートラウマ的シーンもなく驚く程サクッと楽しめる!

最も意外だったのが「掴みだけはOK!」でお馴染みのエメリッヒ先生にしては、このサクッと楽しめるテンションを最後まで維持し続けたとゆー事!!!

だれない!いやまぁ意見は色々あるでしょうが、個人的には全くだれるトコがなかった!

連れは開始直後からおよそ30分間完全に爆睡しておりましたがそれは映画観る前に腹一杯メシ食ったからだと思われますっ!!!(>人<;)

ペース配分を間違えなければテンションは維持できる。

とゆー、エメリッヒ先生の新しい一面を垣間見る事が出来る非常に価値のある作品かと思われます!必見!おわり!



蛇足:吹替で観たのですがマイティソーの弟の人(ロキじゃなくてリアル弟)の声、藤原竜也さんが演ってたんですね。全く気付かなかった!うん、お上手ですねぇ。


蛇足の蛇足:地球防衛軍の中国人パイロットの人(女性)、メチャクチャ美人ですね。アンジェラベイビーさんてゆーんですね。うん、ベイビー名乗って良いと思います。


蛇足の蛇足の蛇足:ジョーイ・キングさんOPPAI凄いですね!うん、あちゃらの方は成長早いですわ(・・;)うん、この映画で一番破壊力があったのがそこだったとゆー………うん(´・_・`)