このレビューはネタバレを含みます
変な人たちの恋愛模様にゲラゲラ笑ってたのに後半の異常事態はめちゃくちゃ怖くて最後は切なくなった
些細な恋愛にうつつを抜かすも突然殺人鬼に狙われて命を落とすも、日常と非日常の境目も人生もいつも地続きで、誰もがどの分岐点を辿るのかというだけで、殺人鬼もただただどこかで分岐がバグってしまっただけで、平穏な瞬間が確かにあって…そういうカテゴライズできない存在に対しての包容力を感じた
それにしても最後を友愛の話に〆ることによって、ユカちゃんは結局なぜ狙われてた?そもそも森田に恋愛感情あるの?とか、本来メインのはずの要素が逆にノイズになってるように感じてしまった