いかにも仕事ができなさそうな登場をする2人
安藤勇次(ムロツヨシ)
岡田進(濱田岳)
安藤がカフェ店員の阿部ユカ(佐津川愛美)に「いっしょにディズニーランド行くか、日本酒を飲むか」と迫ったのは心理学の『ドア・イン・ザ・フェイス』
高い要求と低い要求を出して低い要求を選ぶように仕向ける
ユカのちょっとバカっぽいしゃべり方もうまいなあ
飲み会に来た友人アイちゃん(信江勇)がいいキャラをしてる
ちなみに演じてた信江勇は2024年に男児を出産
おめでとうございます
ユカが岡田に告白したのを聞いたときの安藤のリアクションはコメディに寄りすぎで、悪い意味で日本映画でよくあるリアクション
そして40分ひっぱってタイトルクレジット
このへんは吉田恵輔監督のセンス爆発
森田(森田剛)に振り回される和草(駒木根隆介)と久美子(山田真歩)の「サイタマノラッパー」出身コンビ
現実世界でも意志が弱くて振り回されて自分の人生をコントロールされる人は多いんだろうなと思う
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな by中島みゆき
体がデカくていかにも反社みたいな男でなくて森田みたいな小柄で地味な奴がバイオレンスな事件を起こすのが面白い
いくら何でもこの映画の世界の警官が無能すぎないか
警官殺しなんてやったらすぐに全国レベルで指名手配されて外も歩けなくなるよ
そして岡田やユカに警護がつくのが普通
このへんはご都合主義がひどくて映画化のときに直すべき