何がいいって、殺しがエロに直結していて、ずっと勃起していた。近年、エロの業界では痙攣がひとつのムーヴになりつつある中、「魚のようにピクピク」と痙攣しながら死んでいく被害者たちの死に様に森田同様のエクスタシーを感じた。和草の婚約者が死ぬところは特に、恐怖と痛みが交差して鉄パイプで殴られる度にビチャビチャと失禁するところなど他に客が入っていなかったらどうなっていたか()。惜しむらくは、佐津川愛美の濡れ場で痙攣がなかったこと。オーバーラップされているんだからそこら辺は熱烈演技指導をしたいと思った。ちなみに今の痙攣の名手は涼宮琴音。またまったく関係ない話をしてしまった…。
まあ、単純に笑える部分も多くて、それでいて後半の森田が見せる狂気、そしてばっちり古谷実顔な濱田岳の顔の演技。すごくいい。濱田岳はほんと天才。クレジットも一番下だったし今後も邦画界を支えるホープとして期待したい。
あと、佐津川愛美はやっぱりかわいい。いつのまにか「脱げる」を手に入れた彼女の今後も楽しみ。前田敦子に似ているなどの言及は論外で、どちらかというと堀北真希だよ。わかってないんだから～。
