もう滅茶苦茶で初期作にあるリアリズムと狂気の暴力からリアリズムが抜けて、もう狂気と暴力しか残っていない内容ではあるも、生配信中に白石晃士演じる田代が世界を救う為にあんな事こんな事をさせられるのがかなり痛々しい。
厭の極みと緊迫感の両立、ビデオ素材ではなく生配信中の画面とシリーズでは新しい事をやりつつ集大成をやろうとする中で今作の特筆すべきは何よりも『オカルト』の江野がなんと世界を救う為に別世界から参戦する事。まさかMCUよりも早くマルチバースサーガをやっていたとは流石は白石晃士御大！
『オカルト』を観た後ではもう泣けて仕方がないブロマンスで、両作の価値がより特別なものになるのが流石。もうリアリティなどあってない様なもんだが、コワすぎ！の前にそんな真面目さは要らない。
