まだまだ恐怖は終わらせない
怖くて面白いホラー『インシディアス』の第3章であり前日譚。ランバート家が"なにか"襲われる数年前を描く本作は、みんな大好きエリーズが大活躍。こんなに強かったんですか!?
監督はジェームズ・ワンから変わり、盟友であるリー・ワネルが担当。彼の監督としてのポテンシャルが異次元なのはここから始まっていました。
今回も怖くて面白いのは当たり前ですが、新たに「泣ける」も導入。ホラー映画でここまでしっかりとしたストーリーを楽しめるのは激レア。まだエリーズとチームを組む前のスペックスとタッカーが登場した時の安心感は実家レベル。
悪霊達が堂々と現れるシーンはもはやギャグ。ジャンプスケアシーンはちゃんと体がジャンプするぐらいビックリしました。心臓に悪いことは知っていながらも観てしまう。ホラー映画は一種のドラッグみたいなものです。
こんなに面白いシリーズだったのならもっと早くから観とけばよかった…