よく言えばファントムスレッド、女王陛下のお気に入りあたりの主従入れ替わり風映画、悪く言えばダメダメおフランス映画。1番気になったのはちょくちょく「家政婦は見た」的な(そのドラマは見たことないのだがなんとなく伝わるかなと思って)目線クローズアップ的なショットが出るのだギャグなのかなwなんか映画の撮り方を覚えた学生がとりあえず使いましたみたいな絵面なのよ。とりあえずこのアップのシーンだけは観て欲しいw
一応支配被支配で目がキーポイントにはなるのだが。
最近読んだ小説だとサマセットモームの月と6ペンスのストルーブ夫人の心がわりに近いかもしれない。
顔から不満がダダ漏れ出るレアセドゥのメイドはなかなか斬新で、嘘でももう少し上手く腹芸しろよ！って思うが。時代も現代じゃないし、女、メイドってだけで立場悪いだろうに。まあこのぷんぷん顔が気の強い女の成り上がりもの！のミスリードになるのだが。
何が不満なのか、頭の悪そうな人間に仕えるから不満を表しているのではない。自分より強い男が現れないのが不満だったのだ。いうなら殺し屋イチの垣原的なノリね。
まあ取り立てていうこともないがスカヨハの真珠の首飾り、レアセドゥの今作そういう映画なのかもしれん。
