ピンヒールすぐ痛くなる

5時から7時の恋人カンケイのピンヒールすぐ痛くなるのレビュー・感想・評価

5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)
3.0
「フランス語で"5時から7時の関係"は不倫関係を意味するの」

この作品、実際にレヴィン監督が出逢った"オープンマリッジ"のカップルから着想を得た物語らしいな(その2人には実際に愛人が各々いたとさ)

5時から7時、夕食の支度を事前に済ませれば自由になる。主婦兼母の時間とやらなのだろうか。
さすが🇫🇷、パートナー間の関係性を表す表現が洒落たものである。

THE異文化❗️日本じゃありえない❗️ことばかり観させられるから、ある意味面白かった(既婚者の恋人だよって親に紹介するんかいwとか、旦那と妻の愛人同士が仲良くなったりw)多様性最先端なこの感じ、嫌いじゃない。

作品自体は、言葉を選ぶと色々もったいなく感じた。
率直にもっと深みが欲しかったし、こんな面白いネタないのに描き方が浅いっていうか、安っぽいっていうか。
(邦題のセンスのなさは置いておく)

まさかのグレン・クローズ登場には歓喜だったし、残る台詞も結構あったのでスコア3👵

全然関係ないけど、ニューヨークのベンチが気になった。旅に出られたら、是非まじまじ眺めに行きたいスポットの1つ。

▷MEMO🗒️
・タバコ吸う姿さまになりすぎでは

・目隠しで白と赤当てる、パンで舌を戻す、目隠しでミラーとギネスを当てる、バッファローチキンで舌を戻す、いいね💯

・プロポーズするほど会ってる?なんか勢いだけすぎて浅い、でも指輪のサイズを当てられるほど彼女の手を詳細に説明できる皮肉

・今まで観てきた恋愛映画、不倫映画のコンピレーションアルバムみたいな、新たな発見も気づきも刺激も、してやられた感もない、次何が起きるの?という期待が湧かないつまらなさといったら

・書物『マーメイド』の表紙のセンスいい、発売を喜び踊る女の子かわいい

・アリエルはアゲマンなんだろうな

・全員したたかすぎて怖強、最後のシーン、泣かずにいられる2人がすげえ👧

・再会後に別れてすぐ後ろ振り返ったアリエル、またこの二人どこかで待ち合わせる予感がした

▷残った台詞✒️

「"この場所でキスを結婚誓約書をありがとう"」

「目からは涙でなく羞恥心がコボれ落ちてくる」

「雨のおかげで男性の人柄が分かる」

「でも女性に夢中な男はお世辞を言うわ」

「すべてを打ち明けなきゃいけないわけ?
"5時から7時"で分かるわ」

「この時間になったら人の行方がはっきりしなくなるってこと」

「乾杯するときは相手の目を見て」「でないと7年間 不運が続く」

「一緒にいるところは見られていい 腕も組んでいいけど キスはダメ」

「おいしい話はないと教えられた 支払い日はくる 靴を片方をなくす そんなことが永遠と続く」

「これは最高の人生を導く選択肢ではないぞ」

「来るべきときに開花した才能に注目しましょう」

「互いに尊重し合う暗黙の了解があった」

「私は彼に惹かれて尊敬の念を抱いたわ 私はそういう形の愛しか知らなかったの それ以上に深い愛は信じていなかった 8年後私はそれを見つけた 突然目の前に新たな幸せが訪れたの」

「あなたの腕に抱かれたとき初めて生きてる心地がしたわ」

「結婚した時夫と約束を交わしたの "〈あなたのハートを抱き締める〉"彼のように私もそれを守らなければいけない」

「子供と離れることは自分を失うこと」

「近くに用事があってもわざと遠回りした」

「幸せなときと違って惨めなときこそ執筆するべきだ 行き場のない感情をぶちまけるんだ これなら苦しみも役立てる」

「でも僕は思い出を信じ 彼女を信じることにした 絆は決して壊れることなく 互いの存在を密かに心に抱き続けるとね」

「彼女との出会いに勝るものはない」

「君の好きな物語は何であろうと君のために書かれたものだ」