いやこれ立派なフェミニズム映画でしょ、電車じゃなかったら泣いてたわ 現にいま完全に目が潤んでいる…
物理的な暴力は振るわれていなくても、ああいう目に遭った女性はいくらでもいると思う 基本的に恋愛関係を築きたくない私でも何度もある 彼らがモノにしている私たちに抱く感情は「所有」か「嫌悪」かしかない 拒絶されたら己の存在が否定されたかのように罵倒する
主人公がだらしないけど繊細な女性でヒーローみたいに見栄切ってこてんぱんにしなかったことも良かった 彼女や私たちが最後に抱いているのは「呆れ」「諦め」だ 現実の女性は疲弊しきっている 日常茶飯事だから でも、彼女は勝った そしてどの男も助けはしなかった 俺の女がやったぞ！とばかりにニヤけただけ それがこの映画の答え 現実の鑑賞者も彼女の外見の話しかしてないしね
