数あるボクシング映画はどれもドラマティック。この映画もさらにロマンティック盛りのフィクショナルなエンタメストーリーを、リアリティある俳優の身体作りと演技で説得力増し増しにしてアドレナリンと涙の出るすごいものに昇華している。
格闘家の天性と努力って本当にすごいな、と同時に俳優のすごさも噛み締める。
ポスタービジュアルは話に対して可愛すぎ。もっと血まみれでアクション的な渋いのが正解で、てっきりもっとファミリードラマベースの悲喜こもごもな映画だと思ってた。これは日本のプロモーターが一般受けにしちゃったんたろうなーと想像。他の国のポスターのビジュアルは強くてカッコいいので残念過ぎる。
アメリカと香港共作で、涙の出るストーリー展開もエミネムの怒りまくったラップが炸裂するのも、すごい香港人好みだと思った。久々に聴いたエミネム良かった。キレそうな時に怒りに任せて聴きたい。
