ボクシング世界チャンピオンのビリー。
怒りを力に変え闘うというスタイルのボクサーだった。
あるボクサーの挑発に乗ってしまうビリー。
その結果、最愛の妻モーリーンを亡くしてしまう。
そしてボクサーのライセンスも失う事に…。
物語はありきたりかもしれない。
でもビリー役を演じるジェイク・ギレンホールは確かにボクサーだった。
鍛え抜かれた身体と表情。
役者としてジェイク・ギレンホールは本当に素晴らしい。
そして妻を愛する夫であり父親だった。
ビリーの首に彫られたモーリーンの名前のタトゥーが悲しさを倍増させた。
宿敵ミゲル・エスコバルとのボクシング試合でのビリーは本物のボクサー。
見応えもたっぷりだった。
アントワン・フークア監督作品