先日三つ星シェフを見たので、今日は二つ星を。
料理の世界って、ホント精神をすり減らす感じ。完璧さを求めすぎると疲れる。その中から人を幸せにする料理って作れるのかな。そこが1回めに彼が失敗した原因か。
再度挑戦しようとしても、そこから抜け出せないからやっぱりしんどいよね。
あやうく彼はまた全てを失いかけた。
でも、そのときに本当に大切なことに気づいたから彼の料理が変わったんだと思う。最後のほんの数十分間の彼が作った料理は人を幸せにするだろうし、自分の心も幸せにできるだろう。
三つ星が取れたかどうかは見た者の想像に託されるけど、彼にとってはもう星はそんなに大きなものではなくなったんじゃないかと思う。
それにしても、出てくる料理が芸術的で、それを見るだけでも価値あり。まかないも、レベル高すぎて、家で食べる料理より美味しそうだ。まかないでもいいから食べたくなってしまった。
あと、店が終わってから厨房を洗剤でピカピカに洗い清めるシーンも好き。料理人の、料理にかける姿勢が感じられる。
