『ウィークエンド』(1967)
商業映画との決別。
- 冒頭3P(ポールとモークコリンヌ)の描写が生々しい。
- AM10時 同じアパートの住人の車にぶつけ、喧嘩が始まる。
- AM 11時 この映画において、おそらく最も長い「渋滞のショット」が続く。
- トラクターと高級車の衝突。プロレタリアとブルジョワの対立が描かれているが、2人の衝突が中和されているように感じられる。事故で彼氏を亡くしてしまったブルジョワ階級の彼女は、その後のゲリラ兵の一員としてもう一度出てくる。
- (23:〜)車を暴力的に使っている。
- (37:22~) mon bac de hermés!!
- 終盤で、前半までの様々な要素が再結合されていく感じがする。例えば、女性の性器に向かって卵を割っていくところなど、最初の3Pの描写が再現されているようにも思える。
