モヒカン故郷に帰るのiamのレビュー・感想・評価

沖田監督作品は基本大好きなのだけれど、なにが好きなのかあんまり言葉にできてなかった。「なんか、いいんだよね笑」としか言いようがないと思っていた。
でも、この作品を観ていて、「挿話の扱い方がずば抜けて上手いのでは？」とおもった。
小さいシーンが、その場で消費される小ネタ的な扱いではない。
川の本流の傍をたくさんの綺麗な支流が走っていて、本流を濁さない塩梅で存在感をもっていて、後半で本流に鮮やかに合流するみたいな。

とここまで書いて、「なんだか、いいんだよね笑」のままでいいかも、と思いなおした。