私事ながら1番好きな沖田監督の最新作。
タイトルがストーリーそのまんまなんで、そこは割愛するとして、
モヒカンだし所々に矢沢永吉の存在があったりですが、相変わらずの肩の力の抜けたリズムや笑いはファンとして楽しめました。
もしかしたら松田龍平が自分は苦手なのかもしれないと感じた本作。一方で千葉雄大は短い出演時間ながら良い味出してたと思う。
途中のピザ屋vsピザ屋vsピザ屋のシーン
吹奏楽部の指揮のシーン
結婚式のシーン
好きだったし、劇場も笑いが生まれてました(笑)
印象深いのは松田龍平が矢沢永吉になるシーン。父も衰弱し始め、記憶や認識があやふやになって、自分の名の由来も知って、そうなってしまったからこそ、そのシーンに行き着くのですが、切ない。
「滝を見にいく」のあの人も出演しているというのがまたファンとしてはたまらない。
それから素人の方もいるであろうキャスト陣、たまらない。広島の風土でちゃんと撮影出来てるのもその一因だろうけど、吹奏楽部の太った女の子、最高(笑)
ピザ食いたくなって、カッパ寿司にも行きたくなって、矢沢永吉聴いてみるかってなって、よくわからないけど広島の菊池頑張れ(笑)ってなる映画。