さすが沖田修一監督。"ハートフル"なんて安っぽい言葉では片付けられない素晴らしい作品でした。
松田龍平さん、前田敦子さん、柄本明さん、もたいまさこさん、この4人をキャスティングした時点でほぼほぼ完成されてるところに、フィルムコミッションが見事にハマって化学反応を起こした結果の大傑作じゃないでしょうか。こういうオリジナルの邦画がもっと日の目を見なきゃいけないし、増えていかなきゃいけないんだと思います。
前田敦子さんのだらしない食べ方(演技)は「もらとりあむタマ子」に続き、お見事でした!
あと、地元のプロの役者では無い方の演出が上手い。これと主要キャストの演技が相俟って、あの島のリアリティを生み出していたのだと思います。
欠点を挙げるとすればお話の詰めが…でもまぁ許容範囲です!
次回作も期待です!