鍋レモン

パーフェクト・ルームの鍋レモンのレビュー・感想・評価

パーフェクト・ルーム(2014年製作の映画)
3.3
⚪概要とあらすじ
2008年にベルギーで製作され、オランダでもリメイクされたサスペンス「ロフト.」を、オリジナルを手がけたエリク・バン・ローイ監督のメガホンでハリウッドリメイク。

順風満帆な人生を歩む5人の男たち。彼らは妻に内緒で共同で部屋を借り、それぞれ浮気相手との情事に利用していた。ところがある日、その部屋で女性の死体が発見される。慌てて部屋に集まった5人は、女性の正体や死の真相について議論を続けるうち、互いに疑心暗鬼に陥っていく...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“1つの死体 5人の男 無数の罠”

「もしかしたら来世で」

⚪感想
2014年のアメリカのミステリー映画で、2008年のベルギー映画『ロフト.』のリメイク。

アメリカとオランダのリメイク版は観て、本家のベルギー版観てないやつ。

『インファナル・アフェア』は日本版もアメリカ版も違う感じだったけど、今作は思っていた以上にオランダ版と一緒。セリフとか構図とか順番とか同じすぎてびっくり。

オランダに比べてキャストのイケメン度が高くなった気はする。

所々忘れていたところがあったのでこんな内容だったなとしみじみ。

『プリズンブレイク』のウェントワース・ミラーはオランダ版と比べると全く違うチョイス。

個人的にジェームズ・マースデンがいたのが嬉しかった。

ロフトは今作の方がオシャレ。

リメイクするほど内容が面白い作品ではないけれど二転三転なので楽しめるし、内容を知っていてもリメイク版を観ているからなんとも言えない。

凄い豪華なキャストでまたリメイクして欲しい。



⚪以下ネタバレ



ビンセントがクズだけど誰よりも色気があって好き。

クリスを演じたジェームズ・マースデンは見る度に恋愛とか女性関係で悲しいことになる役柄。

自殺のシーンを冒頭に持ってくるのも同じでは。

⚪登場人物
・ビンセント・スティーヴンス(カール・アーバン)
原因であり罪を擦り付けられた人。
ロフトの共有を親友4人に提案した。
フィリップの妹のゾーイやマーティの奥さん、クリスの浮気相手と寝ている。お金を払い女性を雇いクリスをはめた。

・クリス・ヴァノウェン(ジェームズ・マースデン)
ビンセントの策略を知らないままその女性に惚れてしまう。

・ルーク・シーコード(ウェントワース・ミラー)
糖尿病を患っている妻がいる。
ロフトで盗撮をしていた。
最後は自分がインスリンをサラに投与していたことがばれ自殺。

・マーティ・ランドリー(エリック・ストーンストリート)
太っちょ。

・フィリップ・ウィリアムズ(マティアス・スーナールツ)
クリスの父親違いの弟かつ粗暴な性格でヤク中。妹のゾーイを溺愛している。
事件の前に売春婦をレイプしようとしていた。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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