てっちゃん

刑事コロンボ/殺人処方箋のてっちゃんのレビュー・感想・評価

刑事コロンボ/殺人処方箋(1968年製作の映画)
4.0
とにかくコロンボ役のピーターフォークが若い。実年齢は40歳だったようですが、黒髪をパッしと決めてます。(くたびれ感よりもむしろギラっとした感じふも)犯人役はジーン・バリー、往年のスターの風格で画を引き締めます。

前半の犯行シーンと後半の謎解きというシリーズフォーマットを固めた本作。「精神科医VS頭脳派刑事」のスリリングな心理戦の攻防は見物。引っ掛け、誘導、そして<逆トリック>。

今観ると、コロンボの捜査は、やや強引過ぎるのでは?という印象も受けます。(容疑者の愛人を追い詰めていくところなんか)
いつまでも色褪せない名作ですね。
「あんたを落としてあいつを逮捕する、これは約束します」
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