このレビューはネタバレを含みます
とりあえずオススメです!
仲良し3人、とある事件でその友情が揺らいでしまう。
誰も損をしないはずの計画が最悪の事態に。
チソンさん演じるヒョンテは真面目な消防士、遊技場を営む母親とはほぼ絶縁状態。お金儲けが好きな母親とはチュ・ジフンさん演じるインチョルの方が気が合う。彼は周りからは息子だと思われていたほど。
ヒョンテは途中から2人が犯人だと気づいていた。まさか自分の母親を故意に殺すとは思えない、何か事情があるはずと信じたいから、自ら告白してくれるのを待ったが結局2人とも口を開いてはくれなかった。
本当の友情とはなんなのか。
原題は「良い友達」。
法事でヒョンテは自分が犯人を探して落とし前をつける、と言う。
途中からジリジリと追い詰められていく2人に息が詰まる。
目を覚ました父親が筆談でヒョンテにインチョルが犯人だと知らせたのでは??
病院で色々と考えを巡らすヒョンテ、考えれば考えるほどインチョルが犯人なら辻褄が合う…。
そしてミンスが自殺。
例えミンスが全てを告白しても、インチョルが何も知らない訳はない。
最後の空港でのシーン。
ヒョンテは雪山での事件の時の自分の心情を告白する。本当かどうかは分からない、でもそれでインチョルが本当のことを言ってくれたら許してたのかもしれない、
でも結局黙ったままだった。なので恐らくヒョンテがリュ社長と取引して、殺させたのでは。
刺されたインチョルが出てきたところを確認するヒョンテがそれを物語っているかと。
最後の回想シーン、怪我したミンスを置いて1人下山しようとしたヒョンテ、思い直して山小屋に戻った、という事でしょうか…。
あと、最後に車でインチョルの家に向かうヒョンテが交通事故の現場を通りますが、映画の冒頭でヒョンテが処理対応してた事故と同じなんですが、あれはもう元には戻れないという意味でしょうか…。
とにかく3人の演技が素晴らしかったです。
特にチュ・ジフンさん!
あと特典映像で監督が言ってましたが、イ・グァンスさん本当に吐いてるそうです…😱